2018年は1月9日の稽古始めから12月25日の納会まで、無事道場を運営できましたこと大変うれしく思います。大東流合気柔術並びに一刀流の流祖並びに伝承いただきました先師また近藤勝之本部長はじめ諸先生に厚く感謝申し上げます。また門下生の皆様も大きな怪我もなく楽しく稽古できたこと誠にありがとうございました。
1月9日の日本橋道場、両国道場と初稽古を行いました。
3月20日は先師武田時宗先生から支部認可をいただき丁度30年になります。門下生の皆様から祝いの色紙や記念の道着をいただき、とても感激いたしました。
4月20日は6年間慣れ親しんだ日本橋道場が地区再開発の為閉鎖になりました。東京駅から間近の好立地道場、大変残念ですが門下生一同で別れを偲びました。
4月21日は東京浅草リバーサイドにおいて日本古武道振興会演武大会において演武をさせていただきました。滝口君・味岡君が参加し立派に演武いたしました。
27日より5月4日、イタリア・ヨーロッパセミナーに参加をいたしました。アドリア海に面したミザーノという景勝地で行われました。オープン3回クローズド3回のセミナーはハードではありますが、門下生と一緒のホテルということもあり楽しい雰囲気の中行われました。
6月は昇給審査が通常通り行いました。
8月の勝浦合宿は河野君が3段、片山君が2段、宗方君・矢野君が初段に昇段しました。また少年部も初めて演武会に参加し全員メダルを頂戴しました。
10月6,7日と恒例の鹿島神宮武術交流会が開かれ多くの学びを得ることができました。
10月26日から11月2日はモスクワでセミナーを行いました。3回のオープン、4回のクローズドセミナーは学びの多いセミナーとなりました。
11月3日は明治神宮奉納演武大会が開かれ河野3段、味岡2段が参加し立派に演武いたしました。
12月2日は本部餅つき。
12月は昇給審査そして25日の大掃除・納会。
大森曹玄老師、山岡鉄舟居士の墨跡展を兼ねた納会は門下生一同車座で行われました。大いに飲み・食し、子供たちの出し物や輪投げ大会など、大いに盛り上がる楽しい一晩になりました。
正式に大東流に入門して丁度50年の節目に免許皆伝を頂戴いたしました。
大東流柔術秘伝目録 百拾八ヶ條裏表、大東流合気柔術奥義合氣之術裏表五拾参ヶ條 大東流柔術秘傳奥儀 参拾六ヶ條裏表、大東流合氣二刀流秘伝 六十八か條
大東流合気柔術秘奥儀、 皆傳之事八拾八ヶ條
先師武田時宗先生に鍛えていただき、亡きあと近藤勝之本部長には一から懇切なるご指導をいただき感謝に堪えません。今後ともよろしくお願い申し上げます。引き続き合気の修練、未掘の技の再興に励んでまいります。
一刀流においては古伝の技の修練に励んでまいりました。宮内一・大石浩行両先生には今年も懇切丁寧なご指導をいただきました、誠にありがとうございます。
門下生の皆様には大きなけがなく楽しく武道精進が出来ましたことうれしく思います。2019年1月8日より稽古始めとします。2019年も元気に稽古いたしましょう。
年末年始のスケジュールをお知らせします。
12月21日(金) 昇級審査
23日(日) 昇級審査
25日(火) 大掃除・忘年会(大人1000円・子供500円)
1月8日(火) 稽古始め
10月26日から11月2日かけてモスクワに行ってまいりました。本部長、長谷川先生、私と日本から3名で参加いたしました。
3回のオープンセミナー(他の武道経験者を対象としたもの)と4回のクローズドセミナー(門下生を対象としたもの)を行ってきました。オープンセミナーには必ず腕試しの参加者が入ります。この人たちに技が効かなければセミナーは壊れてしまいますし、納得させられなければすぐ悪い評判が立ってしまします。まさに真剣勝負なのです。クローズドセミナーは初心者から上級者までの各グレードをスキルアップすることが目的となります。
どちらもそれぞれの難しさがあります。
それにつけてもそれぞれのセミナーの本部長の指導には舌を巻きます。やって見せ、やらせてみて、叱って、誉めて、そして上達させる。今回で3度目のモスクワセミナー、2回のイタリアセミナー、スイスセミナーと経験していますが、なかなか思うようにはできません。本部長の一つ一つが勉強になるところです。
セミナーの施行、映画撮影、TV取材、市長訪問、何から何までモスクワの皆さんには大変お世話になりました。イブ・スタス・ミーシャには滞在中朝から晩まで面倒見てもらいました。イタリアからはアレックス、スロバキアからステファンがヘルプに入ってくれたことがとても心強く助かりました。
セミナーの合間にはIzmaylovskiyクレムリン、Cathedral教会、Lermontovの家や赤の広場、そしてのんびりできたバーニャのお風呂は最高でした。イブのお家にも招待され楽しいひと時を過ごせたことは何よりの喜びでした。
参加した誰よりも私自身が勉強になったモスクワセミナーでした。ありがとう。感謝です。
平成30年10月6,7日と鹿島神宮奉納演武大会と技術交流会を行ってまいりました。全国から34流派の先生方が集まり、武徳殿での交流会そして大神様の前で奉納する演武大会。大変勉強になる大会でもあります。
大東流には合気二刀流秘伝64か条があります。34流派中二刀流を使われたのは天道流薙刀術、心形刀流剣術、兵法二天一流剣術の3流派でした。他流の事でもありますので技の詳細は分かりかねますが、受けと攻撃に使われるもの、同時に二刀による攻撃に使われるもの、攻撃防御同時に係る間取りに関するもの。3パターンの使い方があると理解できました。合気二刀流秘伝64か条に似ているものもありましたし、違うものもあります。大変参考になりました。
もう一つ大変びっくりすることがありました。
直心影流薙刀術の演武です。(大変失礼な言い方ですが)動きの中で中墨が安定して動かない。ぴたった決まる状態です。凛として美しく無駄がない。うっとりして拝見いたしました。懇親会の席で梶山武子先生にお話を伺うと御年88歳。「3歳から始めて85年やっているのよ。」の言葉にびっくり。武道の奥深さを痛感し、自戒の必要性をことさら感じる大会でもありました。
また、来年が楽しみです。 ありがとうございました。
8月6日から12日までの勝浦合宿、そしてそれに引き続き行われた演武大会、ご参加の皆様大変お疲れ様でした。
猛暑の中台風が直撃するという大変な状態でしたが、心配した熱中症もなく大きな怪我やや病気もなく例年になく順調に過ごすことができました。皆様の心がけのおかげです。
合宿中の激しい稽古で普段できない技の習得が十分できたのではないでしょうか?繰り返すことのすごさ、工夫改善のすごさ、お互いの技のチェック等のすごさ。また、多くの外国人とのコミニュケーションの醍醐味。そんなことを体験されたのではないでしょうか?
そんな中、河野純一君が三段に片山彰之君が二段にそして宗方美徳君・矢野睦夫君が初段に昇段されました。河野君の三段には意味があります。三段以上は支部長になることができるのです。稽古を重ねいづれは自分の支部を開設してもらいたいと思います。少年部は全員メダルをいただきました。
早く、筋肉痛を癒し、更なる稽古を積み重ねていきましょう。